「プロマネを救え! チームで生み出すプロジェクトの進め方」というタイトルで登壇しました。 #devio2023
プロジェクト改善について、プロマネにもエンジニアにも、チームのどなたにも読んで頂ける内容になっています!
はじめに
- 本スライドはここ1年くらいで、株式会社コパイロツトさんと一緒に「プロジェクトをもっと良くしていこう!」ということで実施してきた内容です。
- さらに皆さんのお役に立ちそうな内容を絞り込んでまとめています。
資料
- まずは資料を掲載しておきますが、一旦、以下の項番1以降に目を通して頂けるとと思います!
- スライドの内容を簡単にまとめてありますので、流れの理解の助けになるのではと思います。
- アイスブレイクがあって、本編はP17からとなります。
スライドの内容を簡単にまとめておきます。
1.”チームで生み出す”とは
- 以下のポイントより、プロジェクトの進め方を”チームで生み出す”ことの大切さについてお話しました。
- 1)1つとして同じプロジェクトは無い(不確実性とその難しさ)。
- 2)みんなプロジェクトを良くする為のアイディアを持っている。
- 3)プロジェクト固有の特性とその環境に合わせてプロジェクトのアプローチをテーラリング(手直し)することが、 プロジェクト・パフォーマンスを向上させて、成功率を高めるんです!
- プロジェクトって難しいものだし、標準的なプロセスからうまく手直ししないと成功しないよ。
- みんな何かしらアイディアを持ってるんだから、そのアイディアを使わない手はないよ!ってことです。
2.実践!チームで生み出す!4つのアプローチ
- 以下の4つのアプローチでプロジェクトメンバーのアイディアを拾ってください!というお話をしました。
- #1.ロールセッション
- #2.プレモータム・シンキング
- #3.テンショントリアージ
- #4.ふりかえり(KPT-A)
簡単に解説と参考URLも入れておきますので、是非軽い気持ちで取り入れてみてください。
#1.ロールセッション
- 体制図とロール記述だけでは分からない、お互いの期待値をすり合わせしましょう。
- お互いの趣味に始まり、、お互いにサポートして欲しいこと、不安に思っていること。
- ロールセッションを実施した後は、体制図もきっと腹落ちすると思います。
- 参考URL
#2.プレモータム・シンキング
- プレモータムとは「患者を死に至らしめない為に、死亡する前に対処法を検討する方法」という医学用語です。
- 始まる前から「プロジェクトが失敗することを想定」して、その対策を立ててしまおうという考え方。
- 是非、イメージしてトライしてみてください。
- 参考URL
#3.テンショントリアージ
- テンションとは、ここでは「現状とより良い状態の間のギャップ」のような意味合いです。
- ちょっとしたアイデア・気になること・不安など、自分のなかの小さな声・違和感をプロジェクト内で共有し合うことで、プロジェクト改善のアイディアにつなげようという考え方です。
- 参考URL
#4.ふりかえり(KPT-A)
- KPT-Aは比較的ポピュラーな内容なので、登壇ではさらっとお話するだけでした。
- ですが、他と比べてKeep(良かったこと)をきちんと示しているのは特徴的でいいですよね。
- 今のプロジェクトの良いところはきちんとKeepしましょう。
- 参考URL
3.補足:部門として取り組んでいること
- チームでプロジェクトの改善に取り組むと共に、「ベースとして、こちらも大切です」という内容をお話しました。
- #1. プロジェクトガイド
- #2. チームビルディング・チーミング
#1. プロジェクトガイド
- 標準的なプロセスがある程度存在することで、テーラリング(手直し)も生きてきます。
- 部門内では、これを「プロジェクトガイド」として、共有から適用、評価を回していく施策をチャレンジしています。
- まだチーム内に標準プロセスが決まっていなければ、ガイドとしてざっくり定義しながら、進めて頂けると、より"チームで生み出す"のアプローチが生きてくると思います。
#2. チームビルディング・チーミング
- ”チームで生み出す”ためには、円滑なコミュニケーションが大事だということに気がつくと思います。
- チームビルディング・チーミングとして、是非、プロジェクト以外で時間を作って見てください。
- 自己紹介ワークショップなどの事例をご紹介しました!